
「電波がキュラキュラ出てる」 おすすめ度:
投稿日:2006-05-15
公爵最初にして最後のゲーム。
内容は紹介のとおりの、全編が欝で狂気なお話。
雰囲気を共有する作品としては、夢野久作「ドグラマグラ」、大槻ケンヂの詞や小説、「無限のリヴァイアス」、「雫」などでしょうか。
何しろテキストが秀逸です。狂気と正気の狭間を揺らぐ様が、切実に伝わってきます。
主人公が味わう、リアルと妄想が混濁していき
世界の境界線が崩壊していく過程を共に味わうことができます。
ただ、まあ予想のとおり、誰にでも面白いものでは絶対にありません。
CGやシステムも、一昔前のそれなので、抵抗がある人も多いでしょう。
しかし、世界とは…独我論とは…云々などと、グダグダ妄想するのが
好きな人には、ぜひプレイしていただきたい。